地震や台風などで突然停電したとき、困ることのひとつがスマートフォンの充電です。
スマホは電話やLINEだけでなく、災害情報の確認、家族との連絡、避難場所の検索などにも使います。
ところが停電が長引けば、コンセントから充電することはできません。
「モバイルバッテリーを用意しておけば大丈夫」
と思うかもしれませんが、モバイルバッテリーに蓄えていた電気を使い切ってしまえば、それ以上は充電できなくなります。
そこで気になるのが、太陽光から発電できる折り畳み式ソーラーパネルです。
この記事では、
- 停電時にスマホを充電する方法
- モバイルバッテリーだけでは足りない場合
- ソーラーパネルで本当にスマホを充電できるのか
- 小型ソーラーパネルのメリット・デメリット
- 防災用として選ぶときのポイント
を分かりやすく解説します。
具体例として、GOODGOODSの**18W折り畳み式ソーラーパネル「TYH-C18W」**も紹介します。
※この記事は実際に商品を購入して使用したレビューではありません。メーカーが公開している仕様などをもとに特徴を紹介しています。
- 停電するとスマホの充電はどうする?
- 防災では「蓄える」と「作る」を組み合わせる
- 小型ソーラーパネルでスマホは充電できる?
- 防災用ならGOODGOODSの18W折り畳み式も候補
- TYH-C18Wの主な特徴
- 折り畳めば約22×13cm
- USB-AとType-Cの2種類に対応
- バッテリーを内蔵していないのがポイント
- 発電効率23%とは?
- ガラス越しや曇りの日には注意
- 充電中のスマホを炎天下に置かない
- 非防水なので雨には注意
- GOODGOODS 18Wのメリット
- 反対にデメリットも知っておこう
- 防災用ならモバイルバッテリーとセットがおすすめ
- TYH-C18Wがおすすめなのはこんな人
- まとめ|停電対策は「電気を蓄える+作る」で考えよう
停電するとスマホの充電はどうする?

短時間の停電なら、スマートフォン本体に残っているバッテリーだけでも対応できるでしょう。
問題は停電が長引いた場合です。
スマートフォンの充電方法として考えられるのは、主に次のような方法です。
モバイルバッテリーを使う
最も手軽なのがモバイルバッテリーです。
あらかじめ充電しておけば、停電してもスマートフォンへ給電できます。
普段から持ち歩けるので、防災専用品にならないのもメリットです。
ただし当然ながら、モバイルバッテリー自体の電気を使い切れば充電できなくなります。
前回の記事では、5,000mAh・10,000mAh・20,000mAh以上の違いや選び方を詳しく紹介しています。
▶ モバイルバッテリーは何mAhがおすすめ?容量の選び方はこちら

乾電池式充電器を使う
乾電池からスマートフォンなどへ給電できる製品もあります。
乾電池を備蓄しておけば使えるのがメリットです。
一方で乾電池の本数には限りがあるので、長期的に使い続けられるわけではありません。
ポータブル電源を使う
大容量のポータブル電源を用意する方法もあります。
スマホだけでなく、製品によっては照明やパソコン、小型家電などにも利用できます。
ただしモバイルバッテリーより高価で、本体も大きくなります。
ソーラーパネルを使う
そしてもうひとつが、今回取り上げるソーラーパネルです。
太陽光が利用できれば発電できるため、停電が長期化した場合の**「電気を作る手段」**になります。
ここが、あらかじめ蓄えてある電気を使うモバイルバッテリーとの大きな違いです。
防災では「蓄える」と「作る」を組み合わせる
防災用の電源を考えるときに覚えておきたいのが、
「電気を蓄えるもの」と「電気を作るもの」は別
ということです。
モバイルバッテリーやポータブル電源は、あらかじめ電気を蓄えておくもの。
ソーラーパネルは太陽光から電気を作るものです。
たとえば、
普段:モバイルバッテリーを充電しておく
↓
停電直後:モバイルバッテリーを使う
↓
停電が長期化:昼間にソーラーパネルから電力を確保する
という組み合わせが考えられます。
防災用として考えるなら、どちらか一方だけではなく、「蓄電+発電」という考え方をしておくと安心です。
小型ソーラーパネルでスマホは充電できる?

「小さなソーラーパネルで、本当にスマホを充電できるの?」
ここは気になりますよね。
スマートフォンなどへのUSB出力を備えたソーラーパネルなら、対応する機器へ給電することができます。
今回紹介するGOODGOODS TYH-C18Wの場合、
- USB-A:5V/3.0A
- Type-C:5V/3.0A
の出力ポートを搭載しています。メーカーもスマートフォンやタブレットなどのUSB機器への利用を案内しています。
ただし、家庭のコンセントとまったく同じ感覚では使えません。
ソーラーパネルの発電量は、
- 晴れているか
- 太陽の位置
- パネルの角度
- 時間帯
- 雲
- 周囲の影
などに大きく左右されるからです。
メーカーも最大出力は太陽光の照射強度に左右され、ガラス越しや曇天では発電効率が大きく低下すると説明しています。
つまり、
「18Wだから、いつでも18Wで充電できる」わけではありません。
ここは購入前に必ず理解しておきましょう。
防災用ならGOODGOODSの18W折り畳み式も候補
そこで今回、コンパクトな防災用ソーラーパネルの候補として紹介するのが、
GOODGOODS「TYH-C18W」
です。
最大18Wの折り畳み式ソーラーパネルで、5枚のパネルを広げて太陽光から発電します。
折り畳むと約220×130×40mm。メーカーは長財布ほどのサイズと案内しており、本体重量は約600gです。
※価格・在庫・ポイント・キャンペーンなどは変動します。購入前に楽天市場の商品ページで最新情報を確認してください。
TYH-C18Wの主な特徴

主な仕様をまとめてみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品 | GOODGOODS TYH-C18W |
| 最大出力 | 18W |
| 発電効率 | 23% |
| USB-A出力 | 5V/3.0A |
| Type-C出力 | 5V/3.0A |
| 重量 | 約600g |
| 展開サイズ | 約816×220×20mm |
| 折り畳みサイズ | 約220×130×40mm |
| パネル | ETFE加工単結晶ソーラーパネル |
| バッテリー | 非搭載 |
| 防水 | 非防水 |
| 付属品 | カラビナ2個・取扱説明書・保証書 |
メーカー公表値によるものです。
特に注目したいポイントを、もう少し詳しく見ていきます。
折り畳めば約22×13cm
防災用品は、性能だけでなく収納しやすさも重要です。
いざというときのために買っても、
「大きくて邪魔だから押し入れの奥へ」
では使いにくくなってしまいます。
TYH-C18Wは展開すると約81.6cmの長さになりますが、折り畳むと約22×13cmになります。
重量も約600gです。
大型ソーラーパネルのような発電能力を求める商品ではなく、スマホなどのUSB機器に使える電源を持ち運ぶことを重視した製品と考えると分かりやすいでしょう。
USB-AとType-Cの2種類に対応
出力端子は、
USB-A×1、Type-C×1
です。
最近はType-Cを使用するスマートフォンや機器が増えていますが、従来のUSB-Aもまだ多く使われています。
両方に対応しているため、手持ちのケーブルや機器に合わせやすいのはメリットです。
付属のカラビナを使えば、テントやリュックなどに取り付ける使い方も想定されています。
キャンプやアウトドア用品として使いながら、防災用品を兼ねるのもよいでしょう。
バッテリーを内蔵していないのがポイント
ここは非常に重要です。
TYH-C18Wにはバッテリーが内蔵されていません。
つまり、
太陽が出ているときに発電する装置
であって、
昼間に発電した電気を本体へ貯め、夜に使う装置ではありません。
「ソーラー充電器」という言葉から、電気を貯められると思って購入しないよう注意してください。
メーカー自身も、この製品には蓄電機能がないことを明記しています。
だからこそ、防災ではモバイルバッテリーとの組み合わせが面白くなります。
昼間に太陽光を利用して電力を確保し、モバイルバッテリーなどと組み合わせて必要なときに使う。
ソーラーパネル=発電担当
モバイルバッテリー=蓄電担当
と考えると分かりやすいでしょう。
発電効率23%とは?
TYH-C18Wの商品情報には**発電効率23%**と記載されています。
ただし、この数字だけを見て、
「ものすごく速くスマホを充電できる」
と判断するのはおすすめしません。
実際の発電量は太陽光の強さやパネルの向きなどによって変わります。
ソーラーパネルを使うときは、できるだけパネル面へ太陽光がしっかり当たるように設置することが重要です。
メーカーも、効率を高めるためパネル面を太陽に対して垂直に向けるよう案内しています。
ガラス越しや曇りの日には注意

「それなら停電したら窓際に置いておけばいい」
と思うかもしれません。
しかし、ここにも注意点があります。
メーカーによると、ガラス越しや曇天では発電効率が大きく低下します。屋外の直射日光下での使用が推奨されています。
つまり、
晴天の屋外
→ 発電しやすい
曇天
→ 発電量が低下
室内の窓越し
→ 発電効率が低下
という違いがあります。
防災用として購入するなら、晴れた日に一度実際に使ってみて、
「どこに置けば発電しやすいか」
「自分のスマホやモバイルバッテリーで使えるか」
を確認しておくと安心です。
充電中のスマホを炎天下に置かない
これも大切です。
ソーラーパネルには日光を当てたいのですが、充電するスマートフォンやモバイルバッテリーまで炎天下にさらす必要はありません。
むしろ高温は避けるべきです。
GOODGOODSも、充電中のスマートフォンやバッテリーは直射日光による過熱を防ぐため、パネルの背後などの日陰に置くよう案内しています。
たとえば、
ソーラーパネル → 日なた
スマートフォン → パネルの裏などの日陰
という配置です。
ソーラーパネルを使うときに覚えておきたいポイントです。
非防水なので雨には注意
防災用品というと、
「屋外なら雨でも使えるのでは?」
と思いがちですが、TYH-C18Wは非防水です。
台風や豪雨による停電だからといって、雨の中で広げて使用するのは避けましょう。
防災用品として考える場合、
「停電した瞬間からいつでも使える」
という製品ではありません。
太陽光があり、安全に屋外で使用できる環境になってから使うものです。
この点もソーラーパネルの弱点として理解しておきたいところです。
GOODGOODS 18Wのメリット
ここまでを整理すると、この商品のメリットは、
- 太陽光から発電できる
- コンセントが使えない状況でも電力を確保できる可能性がある
- 約600g
- コンパクトに折り畳める
- USB-AとType-Cに対応
- バッテリー非搭載
- カラビナ付き
- 普段はキャンプやアウトドアでも使える
というところです。
特に「防災専用品として買って、そのまま何年も使わない」というより、
普段のアウトドアで使いながら、災害時にも利用する
という使い方と相性がよいでしょう。
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反対にデメリットも知っておこう
一方で、購入前に知っておきたい弱点もあります。
最大のデメリットは天候に左右されることです。
夜間は太陽光発電できませんし、曇りや雨の日は期待する発電量を得られない場合があります。
また、
- 蓄電機能がない
- 非防水
- 日射条件によって充電速度が変わる
- 接続する機器によっては充電を開始できない場合がある
という点もあります。
そのため、
「これ1台あれば災害時の電源問題はすべて解決」
という商品ではありません。
ここはかなり重要です。
防災用ならモバイルバッテリーとセットがおすすめ

私なら、防災用の電源は一つに頼らず、
モバイルバッテリー+小型ソーラーパネル
という組み合わせで考えます。
普段はモバイルバッテリーを満充電に近い状態で管理。
停電したら、まずそこに蓄えてある電気を利用。
晴れた昼間にはソーラーパネルを利用して電力を確保する。
こうすれば、
「蓄えておく電気」と「新しく作る電気」
という2つの手段を持つことができます。
さらに本格的な備えをするなら、ポータブル電源も選択肢に入ってきます。
この違いについては、今後「モバイルバッテリー・乾電池式充電器・ソーラー・ポータブル電源の違い」として詳しく比較する予定です。
TYH-C18Wがおすすめなのはこんな人
今回の18Wソーラーパネルは、
「災害時にスマホの電源を確保する方法を増やしておきたい」
「大きなソーラーパネルまでは必要ない」
「防災リュックに入れられるサイズがいい」
「キャンプでも使いたい」
「モバイルバッテリーと組み合わせたい」
という人に向いています。
一方、
「天候に関係なく安定した電源が欲しい」
「家電製品まで動かしたい」
「大容量の電気を蓄えておきたい」
という人なら、18Wの小型ソーラーパネルだけではなく、より大型のソーラーパネル+ポータブル電源を検討したほうがよいでしょう。
まとめ|停電対策は「電気を蓄える+作る」で考えよう
停電時のスマートフォン充電には、
モバイルバッテリー、乾電池式充電器、ポータブル電源、ソーラーパネルなど、いくつかの方法があります。
その中でソーラーパネルの大きな特徴は、太陽光から新しく電気を作れることです。
今回紹介したGOODGOODS TYH-C18Wは、
最大18W・発電効率23%・USB-A+Type-C・約600g・折り畳み式
という携帯性を重視したソーラーパネルです。
ただし、バッテリーは内蔵されておらず、天候によって発電量が変わり、非防水という注意点もあります。
だからこそ、
「ソーラーパネルだけ用意する」のではなく、モバイルバッテリーと組み合わせる。
これが現実的な停電対策のひとつです。
普段はキャンプやアウトドアで使いながら、もしもの停電時にはスマホの電源確保に利用する。
そんな「普段使い+防災」を考えている人なら、18Wの折り畳み式ソーラーパネルを候補にしてみてはいかがでしょうか。

